日本語で書く台湾人作家の連載エッセイがスタート!



2009年、「好去好来歌」ですばる文学賞佳作を受賞。以来、台湾籍の日本語作家という立場で小説やエッセイの執筆に励む温又柔さんによる連載がスタートします。東京在住の台湾人として日本語、台湾語、中国語とどう関わってきたのか。日本文学、台湾文学それぞれの魅力はどこにあるか。日本と台湾の言語、文学、カルチャーシーンなどをテーマに、温さんが瑞々しい感性で綴ります。





japanophone01.jpg 温 又柔(おん ゆうじゅう)
作家。1980年、台湾台北市生まれ。3歳足らずの時に台湾人の両親と日本に移り住む。2006年、法政大学大学院国際文化専攻修士課程修了。2009年に「好去好来歌」ですばる文学賞佳作を受賞。台湾籍の日本語作家として言葉とアイデンティティをテーマに創作に取り組み、2011年『来福の家』(集英社)、2012年『たった一つの、私のものではない名前 Kindle版』(葉っぱの坑夫)を刊行。2014年、音楽家の小島ケイタニーラブとユニットを結成し、朗読と演奏による活動「言葉と音の往復書簡」を開始。最新刊は日本で育った一人の「台湾人」として綴った言葉をめぐるエッセイ集『台湾生まれ日本語育ち』(白水社)。ドキュメンタリー映画『異境の中の故郷-作家リービ英雄52年ぶりの台中再訪』(大川景子監督作品)に出演。

温又柔 Twitter https://twitter.com/wenyuju




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