雑誌『をちこち(遠近)』
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北京:四川大地震被災地の子供たち支援・交流プロジェクト

北京日本文化センター

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2009年5月22日、「四川大地震被災地の子供たち支援・交流プロジェクト」と題した事業を実施しました。この事業は、中国手話を学んでいる日本人留学生10名が、四川大地震被災地の聾唖学校と小学校を慰問し、日本文化紹介と交流活動を行ない、あわせて日本企業の協賛により提供された文房具を寄贈することで、被災児童への励ましと友好の気持ちを表したいと、当センターと民間企業の発案により、四川大地震発生1周年に際して企画されたものです。

プロジェクトの舞台となったのは、成都市から車で2時間ほど離れた徳陽市にある、特殊学校と小学校です。

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午前中に訪問した徳陽市中江県特殊教育学校では、聴力に障害を持つ学生約30名と学校・県政府関係者が一行を迎えてくれました。地元のテレビ局も取材に入る中、文房具の贈呈に続き、留学生による手話を使ったパフォーマンスが行われました。途中、留学生の歌に合せて学生たちも手話をしてくれるという感動的なハプニングもあり、留学生からは言葉の壁を越えた心と心の交流を感じた、というコメントが寄せられました。

午後に訪問した徳陽市黄許中心小学校では、地震で使えなくなってしまった校舎に替わり、子供たちは仮設教室の中で授業を受けていました。留学生による出し物のうちの1つ、ソーラン節は手狭な仮設教室では踊りづらく、急遽、屋外で実施することとなりました。500名ほどの子供たちに囲まれる中、息のぴったりあったソーラン節を披露すると、子供たちから満場の拍手が送られました。

留学生をはじめ、現地に同行してくださった協賛企業の方々からは、逆境でも笑顔を絶やさず、元気で無邪気な子供たちに、逆に励まされパワーをもらったとのコメントが寄せられました。両学校の先生方からも、異文化に触れる機会などほとんど無い子供たちだけに、また是非来て欲しいという要望をいただき、今しばらくは厳しい生活を強いられそうな子供たちにとって、本事業が少なからず心に残るものとなることが期待されます。

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