連載エッセイ

毎回、特集を組んでお届けするウェブマガジン「をちこち」。
国境を軽々と越えて、各界の一線で活躍する気鋭の書き手によるエッセイや、国際交流基金(JF)が各地で行う交流事業に関する連載などをお届けします。関連記事もあわせてお楽しみください。

2021.8. 2

物語を伝える―災厄を越えて―<4>
芸術人類学者、秋田公立美術大学大学院准教授 石倉 敏明さん寄稿
「再創造される物語――『イシの物語』から『宇宙の卵』へ」(後編)

【特集074】何世代にもわたり語り継がれる神話や歴史。過去の物語はいかに語られ、時代や地域を超える物語へと更新されていくのでしょうか。そして、自身が世界の神話のリサーチをもとに「第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展」日本館展示で再創造した「Cosmo-Eggs | 宇宙の卵」神話に込めた思いとは? 後編をお届けします。

2021.7.26

物語を伝える―災厄を越えて―<3>
芸術人類学者、秋田公立美術大学大学院准教授 石倉 敏明さん寄稿
「再創造される物語――『イシの物語』から『宇宙の卵』へ」(前編)

【特集074】何世代にもわたり語り継がれる神話や歴史。過去の物語はいかに語られ、時代や地域を超える物語へと更新されていくのでしょうか。そして、自身が世界の神話のリサーチをもとに「第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展」日本館展示で再創造した「Cosmo-Eggs | 宇宙の卵」神話に込めた思いとは? 前後編でお送りします。

2020.11.17

「新型コロナウイルス下での越境・交流・創造」インタビュー・寄稿シリーズ<7>
ニッセイ基礎研究所 芸術文化プロジェクト室/文化生態観察 大澤 寅雄さん

【特集073】「新型コロナウイルス下での越境・交流・創造」第7回は、福岡・東京・ドイツを移動しながら文化政策やアートマネジメントを研究し、地域文化を「生態系」として観察するニッセイ基礎研究所 芸術文化プロジェクト室主任研究員の大澤寅雄さんのご寄稿です。コロナ下の越境、そしてパートナーであるダンサー・振付家の手塚夏子さんが2020年10月に国際交流基金ケルン日本文化会館で発表したパフォーマンスに見る、私たちの「壁」を越えるコミュニケーションの可能性とは?

2020.9.29

2019年度 国際交流基金地球市民賞受賞団体インタビュー
地域から世界へ 人と人とをつなぐ歩み<3>

文化・芸術による地域づくりや、多様な文化の共生、国際相互理解等を目的に、日本全国で多くの団体が国際文化交流活動に取り組んでいます。国際交流基金は、そんな人々をサポートしようと1985年に「国際交流基金地球市民賞」を創設、日本と海外の市民同士の結びつきや連携を深め、互いの知恵やアイデア、情報を交換し、共に考える団体を応援しています。
第35回となる2019年度の受賞団体のひとつ「ハート・オブ・ゴールド」(岡山県岡山市)の代表理事・有森裕子さん(五輪女子マラソンメダリスト)に、スポーツを通じた国際協力の可能性等について伺いました。

2020.9.15

2019年度 国際交流基金地球市民賞受賞団体インタビュー
地域から世界へ 人と人とをつなぐ歩み<2>

文化・芸術による地域づくりや、多様な文化の共生、国際相互理解等を目的に、日本全国で多くの団体が国際文化交流活動に取り組んでいます。国際交流基金は、そんな人々をサポートしようと1985年に「国際交流基金地球市民賞」を創設、日本と海外の市民同士の結びつきや連携を深め、互いの知恵やアイデア、情報を交換し、共に考える団体を応援しています。
第35回目となる2019年度の受賞団体のひとつである「国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわ実行委員会」(沖縄県那覇市)代表でフェスティバルの総合プロデューサー、芸術監督を務める下山久さんに、フェスティバルの歩みや、世界の舞台芸術を子どもたちへ届けることの意義等について伺いました。

2020.8.14

2019年度 国際交流基金地球市民賞受賞団体インタビュー
地域から世界へ 人と人とをつなぐ歩み<1>

文化・芸術による地域づくりや、多様な文化の共生、国際相互理解等を目的に、日本全国で多くの団体が国際文化交流活動に取り組んでいます。国際交流基金は、そんな人々をサポートしようと1985年から「国際交流基金地球市民賞」を贈り、日本と海外の市民同士の結びつきや連携を深め、互いの知恵やアイデア、情報を交換し、共に考える団体を応援しています。 2019年度の受賞団体である「四日市市立西笹川中学校多文化共生サークル」(三重県四日市市)の担当・佐藤紀文教諭に、地域や教育現場における取り組み、多文化共生への思い等を伺いました。

2020.2.25

「三陸国際芸術祭―秋―」レポート
芸能の源流を訪ねて(後編)

2014年から始まった、三陸地方と東南アジアを郷土芸能を通じてつなぐ取り組み「三陸国際芸術祭」。国際交流基金アジアセンターと三陸国際芸術推進委員会が主催し、三陸地域とアジアの郷土芸能団体が互いに行き来して芸能を教え合うだけでなく、新たな共同制作を行う等、さまざまな展開を見せています(国際交流基金アジアセンターは2015年から連携)。青森県、岩手県の三陸沿岸4市3町を舞台に、2019年10月26日~11月4日に開かれた芸術祭を訪ねるレポートの後編をお送りします。

2020.1.28

「三陸国際芸術祭―秋―」レポート
芸能の源流を訪ねて(前編)

東北地方には、2000以上もの伝統芸能が存在するといわれています。そんな伝統芸能を通じた交流が、三陸地方と東南アジアという意外な地域をつなぐ取り組み「三陸国際芸術祭」です。 三陸でこれほど多くの伝統芸能が伝承されているのはなぜなのか、そして三陸とアジアの伝統芸能には、いったいどんなつながりがあるのか――。青森県、岩手県の三陸沿岸4市3町を舞台に、2019年10月26日~11月4日に開かれた芸術祭を訪ねました。

2019.12.20

越境するアフリカ映画 ――新たな連携をめざして(vol.3)
FESPACO2019往訪記

2019年2月、わたしはブルキナファソの大地を踏む。赤土が延々と続くワガドゥグの風景は、わたしがこの地に暮らしていた4年前と、なんら変わらないように思われた。このたびわたしがブルキナファソを訪れたのは、アフリカ最大の映画祭であるワガドゥグ全アフリカ映画祭(FESPACO)に参加するためである。[第7回アフリカ開発会議(TICAD7)公式サイドイベントのシンポジウム「越境するアフリカ映画――新たな連携をめざして」(2019年8月29日)で配布されたサイドブック『アフリカ映画の世紀』収録記事を転載]

2019.12.20

越境するアフリカ映画 ――新たな連携をめざして(vol.2)
アフリカ映画との出会い 佐藤忠男氏(映画評論家)インタビュー

アフリカ映画を特集した映画祭としては、日本で初めて1984年に開催された「国際交流基金アフリカ映画祭」。委員長を務めた佐藤忠男氏(映画評論家)へのインタビュー記事です。[第7回アフリカ開発会議(TICAD7)公式サイドイベントのシンポジウム「越境するアフリカ映画――新たな連携をめざして」(2019年8月29日)で配布されたサイドブック『アフリカ映画の世紀』(国際交流基金発行)収録記事を転載]