雑誌『をちこち(遠近)』
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バンコク:ミャンマーでの琴とフルートのアンサンブル公演の報告

バンコク日本文化センター



バンコク日本文化センターは、在ミャンマー日本大使館の要請に応え、9月7日と8日、ミャンマーで琴とフルートの演奏会を行なった。いずれも大盛況で、初日は新聞宣伝記事をみて事前に大使館からチケット(無料)をもらったうえで来場した一般の方々が250名近く。満席、フルハウス。幅広い年齢層だったがとくに日本語を学んでいる学生、若年層が目だった。ミャンマーは昔から大変な親日国だが、今は文化的にいわば鎖国状態ゆえ、逆に日本文化への憧れや対日関心がとても強い。二日目は政府要人、外交団、文化人、芸術家などの招待客。この日もほぼ満席。
現地の日本大使館の広報文化班の受け入れ態勢もすばらしかった。およそ一年前から企画し、緻密に頻繁に事前のメールやり取りをし、準備をしてきたことが今回成功した大きな理由だと思う。
大使館によれば、舞台公演ものは2年前に和太鼓が来て以来、まったく無かったとか。また文化行事全般からいっても、民間レベルでの文化交流はほとんどないため、今年、生け花レクチャーデモンストレーショングループが基金本部から主催派遣されたぐらい。
ミャンマーはもともと親日的な国であり対日関心がとても強い。日本語能力試験の受験者数が最近激増していることにみられるとおり、日本語学習者も急激に増えている。これを好機に、せめて年に数回ぐらいは日本の文化芸術的なイベントがあり日本文化に直接ふれ親しんでもらいたい。この意味で、今回数年ぶりに久々に実施された、バンコク在住のハイレベルの演奏家により構成された筝とフルートアンサンブルによる演奏会は、ミャンマー各層の多くの方々に大変喜ばれた。
ちなみに今年度、インドシナ地域における国際交流基金バンコク文化センターの公演事業としては、本件ミャンマー公演のほかに、日本の劇団「こんにゃく座」アジアツアーを当方が企画し、在ラオス日本大使館に斡旋し、去る5月、タイ東北地方巡回公演から、引き続き陸路でラオス入りし、ヴィエンチャン公演を実現した。

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