特別寄稿

毎月、特集を組んでお届けする「をちこちMagazine」。
トップストーリーを掘り下げる特別寄稿は、国内外の知識人・研究者などによる書き下ろしです。
トップストーリーや関連記事もあわせてお楽しみください。

2020.11.17

「新型コロナウイルス下での越境・交流・創造」インタビュー・寄稿シリーズ<5>
広島大学副理事・特任教授 迫田 久美子さん

【特集073】「新型コロナウイルス下での越境・交流・創造」第5回は、日本語教育、日本語教授法を専門とし、国内外での日本語教育にも携わる広島大学副理事・特任教授の迫田久美子さんに日本語教育現場の現状についてご寄稿いただきました。世界17の国・地域の日本語教師へのアンケートから浮かび上がった課題とは? そして教師たちはコロナの中、いかに日本語教育に取り組んでいるのでしょうか?

2020.6.30

日本美術の千年紀

【特集072】2019年は世界中で、とりわけ米国で日本美術を体験できる素晴らしい年でした。4つの主要美術館―メトロポリタン美術館、クリーブランド美術館、ナショナル・ギャラリー、ロサンゼルス・カウンティ美術館―が国際交流基金との連携のもと、日本の豊かな芸術的遺産に関する注目すべき展覧会を企画。全米各地から訪れた来館者は、日本に捧げられた記念すべき一年を楽しむことができました。

2019.12.25

ポーランドと日本の「友好関係」を歴史学者が解き明かす
――エヴァ・パワシュ=ルトコフスカ教授の国際交流基金賞受賞に寄せて

【特集071】ポーランドを代表する日本史研究者の一人であるエヴァ・パワシュ=ルトコフスカ氏の国際交流基金賞受賞を記念して、2019年11月8日に東京大学本郷キャンパスで行われた講演会「ポーランドと日本――友好関係の100年」。 受賞記念講演会で司会を務めた沼野充義氏(東京大学大学院人文社会系研究科教授)にご寄稿いただきました。

2019.9.30

「スポーツ文化を基点とした対話」の現在とこれから

【特集070】この秋、ラグビーワールドカップが日本で開催され、国内でのラグビーの人気もますます高まっています。そんな中、世界ではSDP(Sport for Development and Peace)とよばれる、開発や平和のためにスポーツの理念を広める運動が注目されています。2018年度の国際交流基金アジア・フェローシップとしてASEAN4か国に滞在し、ラグビーを通じたSDPの現状をリサーチされた向山昌利氏に、現地でのご経験やスポーツを通じた国際交流の可能性について、ご寄稿いただきました。

2019.6.27

文学の橋をかける〈媒介者〉について

【特集069】出身地の大分県南部を舞台として、そこで暮らす人々の姿を精緻な文体で描かれてきた小野正嗣さん。国際交流基金事業でも、ベトナムで自作の解説とともに講演を行い、カナダ(トロント、モントリオール)で日本の文学シーンについて語る一方、ロシア、アルメニアほか、ドイツの国際文学祭にて、朗読会や対談を行われてきました。これまで小野さんがどのように海外の読者たちと出会い、どう考えてきたかをご寄稿いただきました。

2019.3.25

ジャポニスム2018 舞台芸術を振り返って

「ジャポニスム2018」の舞台芸術プログラム(演劇・舞踊・音楽)は36企画を数えた。その中心を占める演劇についていえば、雅楽、能・狂言、歌舞伎・文楽・日本舞踊といった音楽・舞踊の側面も備える古典芸能から、蜷川幸雄、野田秀樹、宮城聰ら、大きな劇場空間を巧みに操る演出家の作品、そして松井周、岡田利規、岩井秀人、タニノクロウ、木ノ下裕一、藤田貴大らによる、より小規模で濃密な空間で上演される作品、さらには2.5次元ミュージカル作品に至るまで、言い換えれば大劇場から小劇場まで、商業的なものや先鋭的なものなど、歴史と伝統に立脚するものからまさに「今」を感じさせるものまで、全体としてバランスがとれ、目配りの利いた、充実したプログラムが組まれた。

2018.12.26

国際交流基金賞 受賞記念講演会
言葉を運ぶ旅、探す旅

多和田葉子氏は1982年以来ドイツに生活の中心を置き、ドイツと日本の間で国と言語の境界を越えて自由に行き来しながら、詩と小説を書き続けてきました。日本語とドイツ語の両方で行われてきたその創作は、ドイツでも日本でも高く評価され、両国ですでに数々の権威ある賞を受けています。国や文化の壁を越えた真の相互理解の促進に貢献してきたその功績が称えられ、2018年度国際交流基金賞を受賞。受賞を記念して開催された講演会「言葉を運ぶ旅、探す旅」でのお話を基に、多和田氏にご寄稿いただきました。

2018.9.28

私と日本語

NHKドイツ語講座への出演、駐日ドイツ大使館が運営するドイツ・ライフスタイルガイドを通じたミステリー小説や映画の紹介、テレビ局の取材やニュース番組の制作現場でドイツ語と日本語の通訳・翻訳を担当するなど、一つの肩書きでは自身が何をしているか表現できないため、「職業はドイツ人」と自称するマライ・メントラインさん。日本語力を活かしてさまざまな分野で活躍されているマライさんに、日本語を学習することになったきっかけや学習に関する経験、日本語力を活かしたキャリアなどについて、ご寄稿いただきました。

2018.6. 1

「近くへの遠回り―日本・キューバ現代美術展」ハバナで開催

初めて訪れたキューバは20世紀半ばで時が止まったかのように長閑な穏やかさに満ちていた。欧米からの旅行客であふれる首都ハバナの観光エリアである旧市街では、対米関係が緊張化する前の1950年代に輸入され、修理しながら乗っているというクラシックなアメ車が、ピンクやグリーンに塗り直されたコロニアル様式の街並に映える。そこら中に音楽があり、角ごとにカフェやレストランから古いソンやルンバを奏でる音色が響く。

2018.4.27

中国映画祭「電影2018」
来日特別インタビュー シン・ユークン監督/ダーポン監督

国際交流基金は2017年より日中国交正常化45周年を記念して、東京国際映画祭事務局のユニジャパン、上海国際映画祭事務局の上海国際影視節中心と共同で、映画を通じた日中交流事業を展開。2017年5月に広州にて「第1回日本映画広州上映ウイーク」を開催したほか、12月に上海、深セン、昆明にて「日本映画新作展」を実施し各都市で9本の新作を上映しました。 さらに日本でも、3月8日より東京を皮切りに、大阪、名古屋で中国映画の最新作10本(大阪、名古屋は9本)を上映する中国映画祭「電影2018」を開催。会場には中国から監督、俳優が駆けつけ、舞台挨拶やトークを行い、約3000人の来場者にとって作品に込めた製作者の思いや製作現場の生の話が聞ける絶好の機会となりました。同交流事業は、日中友好条約締結40周年にあたる2018年も、さらなる交流を目指して続けられます。

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