北京:『2008年お正月フェスティバル』を開催

北京日本文化センター

topic_0803_beijing01.jpg北京日本文化センターには多目的ホールがあり、日本を紹介するイベントや、国際交流を目的としたイベントを開催しています。その活動の一つとして、去る1月12日、『日本のお正月』をテーマにしたイベントを開催しました。中国の皆さんのお正月文化への関心は高かったようで、私たちの予想を遥かに上回る多くの方が来場されました。

会場までの廊下には、日本のお正月を紹介するパネルを掲示。「初詣」や「おせち料理」、「お年玉」、「年賀状」といった日本のお正月の習俗についての写真入の説明に、皆さん興味津々といった様子で見入っていました。

topic_0803_beijing02.jpgイベントは、お祝いの場には欠かせない樽酒の鏡開きからスタート。続いて、北京のお隣、天津から特別に来てくださった、天津外国語学院大学院で日本語を専攻している学生さんに、狂言の公演を行なっていただきました。日本人でも台詞回しが難しい狂言ですが、見事に操る彼らの姿に、感嘆の声が上がりました。そして昨年も大好評だったお餅つき。来場した方自らが杵を振るうチャンスもあり、大変盛り上がりました。つきたてのお餅に、スタッフがあんこやきな粉を付けて振舞いましたが、「好吃(はぉちー)!」「オイシイ!」と召し上がって頂きました。その後、来場者の皆さんには、百人一首や折紙、日本将棋など日本の遊びが体験できるコーナーで思い思いに過ごしていただきました。それぞれのコーナーで、造詣の深い北京在住の方に説明していただきましたが、こちらも高い人気を集めました。

北京日本文化センターには日本に関する書籍や映像資料を中心に揃えた図書館もありますが、こうしたイベントをきっかけに会員となる方も多く、イベント当日もたくさんの方が立ち寄ってくださいました。

今後もこうしたイベントを通し、より多くの中国の方に様々な日本の姿を紹介していきたいと思います。

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