雑誌『をちこち(遠近)』
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ロンドン:ロンドン日本文化センターの活動報告(2008.11)

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ロンドン日本文化センター

9月26日・27日の二日間、ロンドン日本文化センターを会場として、ミドルセックス大学パフォーミングアーツ研究センターとの共催により、日英の文化行政関係者、芸術監督、ダンサー・振付家等を招き「アーティストオープンドアーズ:日本/英国」と題するコンテンポラリーダンスに関する会議を実施しました。あわせて、ゲストダンサーKENTARO!!の演技と勅使河原三郎の新作のビデオ上映も行いました。ダンスという身体表現を"コンテンポラリー -現代-をどうとらえるか"、"日本のコンテンポラリーの現状"、"芸術団体、芸術家への助成システムとその構造"、"一般社会の中の芸術活動"、"文化方針"といった切り口で、様々な角度から検討する極めてユニークかつ意義深い事業であり、日英のダンスを巡る状況についての意見交換ならびに専門家同士の交流の場を提供しました。

また、日英外交関係150周年を記念し今年から来年にかけて当事務所が主催するMovers and Shapersレクチャーシリーズの第3回として、ロンドンスクールオブエコノミクスの名誉教授、イアン・ニッシュ先生によるアーネスト・サトウの生涯に関する非常に興味深い講演会を開催しました。彼の外交官、また言語学者としての成功から、日英関係の発展に関係した重要人物としてサトウを捉えたもので、明治維新における薩摩・長州出身の重要人物との緊密な関係により、1902年の日英同盟締結まで、サトウの影響は重要かつ長く続くものであった、と述べられました。講演後の質疑応答は活発なものとなりましたが、その中でサトウの子孫が来場していることがわかり、多くの来場者に対して予想外の喜びをもたらしました。すでにトーマス・グラバー、ウィリアム・アダムズ(三浦按針)を取り上げました同シリーズですが、次回はバジル・ホール・チェンバレンに関する講演会を予定しています。

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