2013年12月のバックナンバー

2013.12.15

文化外交:外交におけるソフトパワーの可能性と限界(後編)

ドイツのソフトパワー政策を担う機関の一つ、ドイツ対外関係研究所の事務局長を1998年~2008年の10年にわたり務めたクルト-ユルゲン・マース氏が、外交政策の中におけるソフトパワーの有効性と限界について、欧州の事例を元に語った模様を前編・後編に分けてお届けします。後編の最後では、マース氏の講演を受けて、文化外交の著書も多数ある渡辺靖・慶應義塾大学教授からなされた示唆に富むコメントや、渡辺教授とマース氏の対話も収録しています。