2012年2月のバックナンバー

2012.2. 1

私と日本語、そして文学翻訳について

中国でベストセラーとなった山岡荘八著『徳川家康』の翻訳で昨年9月第18回野間文芸翻訳賞を受賞した岳遠坤氏は、新進気鋭の日本近世文学研究者だ。東野圭吾や森村誠一、司馬遼太郎作品の翻訳もあり、現在北京日本学研究センター博士フェローとして滞日研究中の岳さんが、日本語との出会い、日本文学と中国との深い関係、文学の翻訳が生む新たな創作の可能性について寄稿してくれた。