2022年7月のバックナンバー

2022.7.25

日本語で、ともに生きる <4>
相互理解のための日本語を目指して―JF日本語教育スタンダードを中心に

【特集077】国際交流基金(以下、JF)では1972年の設立以来、海外の日本語教育を支援する事業を長らく行ってきました。当初は日本理解を促進するための日本研究者養成が中心でしたが、日本の国際的な影響力が高まるにつれ、先進技術の獲得や訪日希望者の増加、現地公教育での外国語科目としての導入、そしてポップカルチャー人気など、日本語学習の目的が多様化し、その時々の現地の要望に沿った事業が求められるようになりました。